どうも、自然大好きてるおです。
先週の続きで九州旅行の話をすテル。

今回の旅行は、自分の車で行きたかったので、東京の有明港から徳島経由で福岡の門司港につくフェリーで行ったんだ。
土曜日の夜19時30分に出航、日曜日は一日中フェリーに乗っていて、月曜の朝、6時30分に福岡の門司港に着くよ。

せっかくだから、佐賀県にある東よか干潟によってバードウォッチング。

干潟の説明をすると…..

ラムサール条約湿地「東よか干潟(大授搦 だいじゅがらみ)」

シギ・チドリ類は、夏季にシベリアやアラスカ方面で繁殖し、冬季は越冬のためにオーストラリアやニュージーランドなどへ南下するよ。

東よか干潟は、長い距離を旅する旅鳥たちにとって、休息やエネルギー補給をするための重要な中継地なんだ。
冬鳥として越冬する鳥も多くいる。
春と秋の渡りの季節になると、数千羽のシギやチドリが餌をついばむ姿を観ることができる。
日本一の渡来数なんだって。
また、クロツラヘラサギ、ズグロカモメ、ツクシガモなどの絶滅が危惧されている希少な野鳥も多く渡来することから、全国から野鳥ファンが訪れるよ。。

年間約170種類の野鳥が観察できるテル。

冬の主なメンバーは
ダイシャクシギ 192羽
長く湾曲したクチバシが特徴、このくちばしを干潟にさして、ご飯を(ゴカイとか)を探す。
20200129daisyaku
 
 
クロツラヘラサギ 40羽
クチバシの先がヘラのようになっている、くちばしを横に振ってエサをさがしているよ。
20200129herasagi1

 
 

ズグロカモメ 1000羽
やっぱり九州以外では珍しい。
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ツクシガモ 1860羽
こちらも九州以外では珍しい。
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ハマシギ 6000羽
この鳥は、関東でも群れでいるよ。冬の干潟の定番の鳥。
20200129hamashigi

 
 

ソリハシセイタカシギも2羽、越冬しているらしいが出会えなかった。

観察したのは9時30分から11時
この日は 満潮 11時22分 潮位5.4メートル 観察する潮の条件としてはベストな状態!

ツクシガモもクロツラヘラサギも関東では珍しい鳥。
ここには、こんなにたくさん!

ちなみに左の目の付け根まで黒いのが、クロツラヘラサギ
右の目の周りが黒くないのが ヘラサギ
20200129herasagi

どちらも、九州以外では稀な旅鳥なので、東京周辺で1羽ふらっと現れたりすると週末にはアマチュア野鳥カメラマンが20~30人は集まるよ。
それが冬にこの干潟にくれば、ほぼ100パーセント会うことができる。

潮が満ちてくると、小型の鳥から飛び立って干潟からいなくなる。

最後に大型のシギ、ダイチャクシギが残っていた。
潮が満ちてきたら一斉に飛び立つと思って、じっと待っていたんだ。
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ここが干潟の中で一番浅瀬みたいでダイシャクシギとヘラサギが集まってきて、自然とバードウォッチャーも集まり、みんなでダイシャクシギが飛ぶのを待つ。

待つ、待つ、待つ…….

あれ?

バードウォッチャーが1人減り、2人減り…….

潮位が高い日だから満潮になれば干潟の鳥はみんな飛び立つと思っていたけど、きっとギリギリお腹が濡れないで我慢できる高さなんだね。

そうか、ここでみんな集まって耐えて、再び潮が引いて干潟が現れるのを待つんだね。

潮が満ちて足元まで水びたしになってきたので、あきらめて観察はここまで。

すっごく寒かった。九州でも冬の干潟は寒いね。
天気も曇りだったから、写真もあまりきれいじゃないけど楽しかったよ。

さあ、いよいよツルを見るため、鹿児島県出水市に出発!

続きは、また来週~