マナーの基本 ① | マナーの基本 ② |
あいさつ ★どこにいっても、あいさつは第一歩★ 「挨拶のない職場と挨拶のある職場、どちらが良いか」 という、問いかけに、おそらく大半の方が「挨拶のある 職場の方が職場にとって良い」と答えると思います。 挨拶は、良い 人間関係を築くのに、とても大切なものです。 |
言葉遣い★基本3種を使い分けよう★ 相手に合わせて、3種類の敬語を使い分けましょう。 尊敬語:相手に敬意を表す時に使う。 相手の動作・状態に用いる 謙譲語:自分がへりくだることにより相手を高める。 自分の動作・状態に用いる 丁寧語:です・ます 、~でございます |
マナーの基本 ③ | マナーの基本 ④ |
行動と態度★目は口ほどに物を言う!?★ 目は口ほどにものを言う、言葉より態度・姿勢が 信頼を生みます。 それは、その人の感情や やる気が態度に出たり、その人の「心の状態」が 態度に現れるからです。 |
身だしなみ★やっぱり人は見た目から・・・!?★ きちんとした身だしなみは、仕事に取り組む姿勢、 清潔さや誠実さ、ひいては品格にもつながります。 一緒に仕事をする相手に好印象を与える必須の ビジネススキルなのです。 |
マナーの基本 ① ~ あいさつ ~ |
◆あいさつは、コミュニケーションの基本です。あいさつをされて嫌な思いをする人はほとんどいません。
では、好印象を与えるポイントをご紹介します。
【ポイント1 笑顔で明るく】
職場の雰囲気を明るくするような笑顔のあいさつを心がけましょう。
また、相手に聞こえなければ意味がないのでハキハキとした声を出すようにしましょう。
ボソボソと小さな声でのあいさつはお客様の怒りを買うことに!
【ポイント2 自分から積極的に】
相手のあいさつを待つのではなく、自分から気づいたときに声をかけるようにしましょう。
【ポイント3 すべての人にあいさつ】
面識がない他の部署の人にもあいさつをすると、オフィスの雰囲気が明るくなります。
【ポイント4 あいさつに一言追加】
「昨日はお疲れ様でした」などの一言を付け加えるとよりよい印象をもたれます。
【ポイント5 毎日続けて習慣化しよう】
評価のために会社内だけあいさつを続けるよりは、普段の生活から自然に習慣化
できるようにしていきましょう。
てるお流 あいさつの極意「無視されても、あいさつしたもん勝ち!」
マナーの基本 ② ~ 言葉遣い ~ |
◆敬語には以下の3つの種類があります。相手や場面ごとに使い分けるようにしましょう。
【尊敬語】相手や相手の行動へ敬意を表わし、相手を高める表現。状況・物などへも使われます。
【謙譲語】自分がへりくだる(自分を低める)ことで相手を高める表現方法。
【丁寧語】「ご」「御」「お」などを言葉のはじめに付け、丁寧にした言葉。相手への敬意につながります。
尊敬語 | 謙譲語 | 丁寧語 | |
行く | 行かれる。いらっしゃる。 | 伺う。参る。 | 行きます。 |
来る | みえる。おこしになる。いらっしゃる。 | 参る。 | 来ます。 |
食べる | めしあがる。 | 頂く。 | 食べます。 |
いる | いらっしゃる。 | おります。おる。 | います。 |
する | なさる。される。 | させて頂く。致す。 | します。 |
言う | おっしゃる。言われる。 | 申し上げる。申す。 | 言います。 |
見る | ご覧になる。見られる。 | 拝見する。 | 見ます。 |
聞く | お聞きになる。聞かれる。 | 伺う。拝聴する。承る。 | 聞きます。 |
知る | ご存知。 | 存じ上げる。存ずる。 | 知ります。 |
与える | くださる。 | 差し上げる。 | 与えます。 |
てるお流 言葉遣いの極意「ただ丁寧なだけを卒業しよう!」
マナーの基本 ③ ~ 行動と態度 ~ |
◆自分が相手から悪い印象を感じた時のことを思い出してください。
おどおどしている、声が小さい、視線が泳いでいる、語尾が小さくなる……。話す内容以外の部分が多く思い浮かぶことに気がつくでしょう。今度は同様に、話し方で良い印象を感じた時のことを思い出してみましょう。ハキハキしている、笑顔が爽やか、感じがいい、自信を感じる……。こちらも言語以外の部分が思い浮かぶでしょう。
印象を形成するのは、発信者が無意識に発信している言葉以外の部分=非言語が大きな割合を占めています。
例えば、視線の強さであったり、姿勢であったり、ふてくされているような感じであったり、自信のなさであったり、自分では気がつかないうちに発信している情報も含め、多くの情報が相手に受信されて解釈されます。
では、ビジネスの場面で気を付けたい態度・姿勢になどういうものがあるか、考えてみましょう。
◆気を付けたい態度
1.腕組み・・・相手を警戒、拒絶するポーズです。偉そうにも見えます。
2.足組み・・・偉そうに見えます。相手を敬う気持ちに欠けます。
3.書類を投げて渡す
4.返事をしない、返事が小さい
5.ひそひそ話をする、筆談をする
6.挨拶をしない、挨拶が小さい
7.頬杖をつく
8.背筋が伸びていない
9.ダラダラ歩く、ダラダラ行動する
10.呼ばれてもすぐに来ない、反応しない
消極的な態度、横柄な態度、相手を排除する態度は人を不愉快にします。
「態度の悪癖」を直すと人が周りに集まってきます。あなたの「態度のクセ」で、
意識せずに人を不愉快にしているのです。その態度のクセであなた自身が大変な
損をしているのです。自分の態度のクセを見つけましょう。改善すると、
もっともっと、あなたの周囲に人が集まってくるようになるでしょう。
てるお流 行動と態度の極意「背筋を伸ばすと世界が広がる!」
マナーの基本 ④ ~ 身だしなみ ~ |
◆身だしなみは、一緒に仕事をする相手に好印象を与える必須のビジネススキルなのです。服装は各企業の社内規定に準じるので、業種・業態、部署、社風によって大きく異 なります。それでも、ビジネスマナーとして心得ておくべき基本は同じです。
人は「外見」で他人を判断する。
付き合いが長く、お互いに深く知り合っている仲の相手とならまだしも、初対面の人やよく知らない人に
ついては、身だしなみや態度など「見た目」からさまざまなことを想像し、判断します。そう、「人は見
た目が9割」。人は外見で他人を判断するのです。なかには「身だしなみといっても、毎日顔を合わせ
るのは気心の知れたスタッフばかりだから……」と考えている人は少なくないでしょう。さらに「大切なの
は中身だ」と反論する人も必ずいます。もちろん大切なのは中身ですが、人格や考え方、心の状態まで
外見に表れるのだとしたら、やはり身だしなみ をおろそかにできないはずです。
「清潔感」が漂う男性の身だしなみとは? ■服装 ・スーツ、シャツはきちんとプレスされていること ・襟ぐりや袖ぐりに汚れのないシャツ ・サイズの合った洋服を選ぶ ・ビジネスに合った靴下(スーツに白い靴下はNG) ・ビジネスにふさわしいオーソドックスな デザインの汚れのない靴 ・シンプルなデザインのネクタイ |
■ヘアスタイル、スキンケアほか ・洗髪した整えられた髪 ・ヒゲの剃り残しのない顔 ・きちんと整えられた爪 ・アルコール臭、汗臭さ、口臭など体臭に気をつける ・額が脂でテカテカに光らないよう、こまめに洗顔する |
「上品さ」を表現する女性の身だしなみとは? ■服装 ・基本的なデザインで質の良いスーツ・シャツ ・スーツの色は黒・紺・ベージュ・グレー・白などの定番カラー ・サイズの合った洋服を選ぶ ・磨かれた靴 ・オープントゥやバックストラップサンダルは、 カジュアルに見える場合もあるので注意が必要 ・ストッキングは肌色の無地が基本 ■ヘアスタイル ・仕事の妨げにならないヘアスタイル ・暗い印象にならないようにサイドアップに ・ヘアカラーは会社の規定があればそれに準じること |
■アクセサリー ・あまり目立たない控えめなもの ・小さく上品なもの ・金属同士がぶつかり合ってガチャガチャと音が鳴らないもの ■メイク ・ビジネスにふさわしいナチュラルメイク ・派手なアイシャドーや太すぎるアイラインは避け、 控えめなアイメイクを心掛ける ・不自然なほどのまつげエクステンションは避ける ・カラーコンタクトはオフィスでは違和感があるので アフターファイブに使用する |
てるお流 身だしなみの極意「洋服は、高級感よりも清潔感!」