どうも。
ミステリーハンターてるおです。
みなさん、ミステリーってワクワクしませんか?
僕は三度の飯よりミステリーが大好きです。
オムライスよりミステリーが好きです。
今日は先週に引き続き、みなさんを地下鉄清澄白河駅のミステリーの世界にご案内致します。
清澄白河駅は東京の下町、江東区にある都営地下鉄大江戸線と東京メトロ半蔵門線が乗り入れてる駅テル。
清澄白河発着の電車もあったり、清澄庭園への最寄駅でまずまず人は多いテル。
まだまだ地下に続く階段を下りながらも、てるおの心は偶然発見したミステリーに縛られ興奮から冷めないでいた。
「コツ、コツ、コツ・・・」
「・・・・・。」
『オレ、駅員さんに聞いてくるよ!』
意を決したように、てるおは続けた。
『この蛍光灯の配置はミステリーですよね?って。何か謎が隠されてますよね?って。』
そう言うと、てるおは階段を駆け足で下りはじめたが、興奮するてるおを横目に呆れていた嫁リスが重い口を開いた。
『恥かしいからヤメて。』
まるで授業中に騒いでいた子供達が先生に激怒された時の教室のような沈黙が地下へと続く階段を包んだ。
「・・・・・・。」
本来は1、2分だろうか。
まるで永遠とも感じられる重苦しい時を経て、
『・・・・わかったよ。・・・今度電話で聞いてみる。』
てるおは渋々受け入れた。
階段を下り地下道を歩いていくと改札口の券売機前にてるおと嫁リスはたどり着いた。
沈黙からてるおの興奮は既に冷め、早々と改札口に向かっていたその時、嫁リスがてるおを呼び止めた。
「な、に・・・あれ・・・?」
次回に続く。