どうも、美しい日本語愛好家てるおです。
新しい言葉が日々生まれては消えていく昨今、
今では忘れ去られてしまった言葉が沢山ありますね。
最近、そんな古い日本語に少しハマってます。
先日、お仕事で銀座の街を訪れましたら着物姿で歩く年配の女性とすれ違いました。
着物のことはよくわかりませんが、着物姿で歩くその方のご年齢を感じさせない背筋が真っ直ぐされ気品あふれる姿に、
思わず『おぉ、綺麗・・・。』とつぶやいてしまいました。
まさに【立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花】の様な方でした。
この【立てば芍薬(しゃくやく)、座れば牡丹、歩く姿は百合の花】とは諸説あるようですが、
美しい女性のことを形容した言葉です。
立てば芍薬
⇒芍薬は、すらりと伸びた茎に綺麗な花を咲かせることから、「すらりと立つ綺麗な女性よう」
座れば牡丹
⇒牡丹は、枝分かれした横向きの枝に花をつけ座って見ることが一番綺麗に見れることもあり、「綺麗な女性が座っているよう」
歩く姿は百合の花
⇒百合の花は、茎の先にややうつむき加減に花が咲き、風で揺れるさまが綺麗なことから、「女性が優美に歩いているよう」
これらを美しい女性の形容とした言葉で、
【立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花】
と言うテル。
やっぱり着物姿の女性って素敵テルね。日本リスのDNAなのか、やはり美しいと感じます。