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どうも、美しい日本語愛好家てるおです。

新しい言葉が日々生まれては消えていく昨今、
今では忘れ去られてしまった言葉が沢山ありますね。
最近、そんな古い日本語に少しハマってます。

さてさて、皆さんご存知の通り、てるおはよく旅にでます。
その旅先や道中では多くの方々に大変お世話になっておるのです。

おやつをいただいたり
車に乗せてもらったり
自転車を貸してくれたり
お土産を買ってもらったり
食事をご馳走になったり
洋服をもらったり
などなど、本当にありがたいことです。

以前、大変お世話になった方に「昔は旅とは他火と書いたんだよ」と教わりました。
火は命のことですから<他火>とは他者の火(命)というわけです。
他者の火(命)に触れる、それが旅(他火)の原点とのことでした。

昔の人は人との縁に深い意味合いを感じていたのですね。
まさしく【袖振り合うも多生の縁】ということです。

この【袖振り合うも多生の縁】とは、
知らない人とたまたま道で袖が触れ合うようなほんのちょっとしたことでも前世からの深い因縁であるという意味です。

人との縁というのは、単なる偶然ではなく深い因縁があるもの。
だからどんな出会いも大切にしなければならないよ。という素敵な教えなんですね。

明日もどんな縁が待っているのか楽しみテル。